偶然参加した着物の展示会で、私たちは田中伝と出会いました。
西陣織の美しさに直に触れ、
「この魅力を、もっと日常の中で楽しめたら」
そんな想いから、西陣織の下駄づくりが始まりました。
西陣織のために描き下ろした図案をもとに、職人が織物の設計図へ落とし込みました。
花緒の小さな面積に柄を美しく収めるのは繊細な作業。
「特に花鱗は細かく、表現が難しかった」と職人の方も語っています。
tamakiと田中伝が手を取り合い、一から作り上げたコラボレーションモデルです。
tamakiのコンセプト「花を履く、華を履く」。
その言葉を形にするように、2種類とも花をモチーフにデザインしました。
西陣織が持つ優雅で上品な世界観を、
日常の装いで自分らしく楽しめることを目指しています。
伝統を大切にしながらも、洋服にも自然に馴染むよう、
現代の装いに合うバランスを意識しました。
大柄の花を感性のままに、手描きのタッチでデフォルメしたデザイン。
大正ロマンを思わせる、和と洋がミックスされたノスタルジックでモダンな雰囲気です。
格子には、邪気を払う魔除けの意味が込められています。
上品な華やかさがあり、洋服にも浴衣にも合わせやすい一足。
足元からさりげなく特別感を楽しみたい方におすすめです。



伝統的な鱗文様を菊の花に見立てた、小紋のようにリズミカルなデザイン。
内側と外側で色使いに変化をつけ、さりげない遊び心を添えました。
鱗は厄除け、菊は不老長寿・無病息災を意味する吉祥紋。
落ち着いた印象の中に、凛とした華やかさを感じさせます。
きれいめにもカジュアルにも合わせやすく、日常に取り入れやすい一足に仕上がっています。



西陣織で表現された、繊細な立体感。
糸の重なりがつくる陰影が、上品な存在感を生み出します。
素材はシルク100%。
京都で染めた糸を用いた、しなやかな手触りです。
※裏地と前つぼは綿100%です。
織り上がった生地は一本ずつ裁断し、手作業で花緒に仕立てています。
落ち着いた品の良さが、足元を美しく引き立てます。
tamakiの下駄は、靴づくりの製法を取り入れています。
左右別々の靴型を使って立体的に仕上げることで、足に自然に沿い、足馴染みの良さを実現しました。
木台には、最上級シューフィッター考案のオリジナルローリング設計を採用。
歩行をスムーズにサポートし、蹴り出しの際に鼻緒へかかる負担を軽減します。
指の間や足裏が痛くなりにくく、長時間でも快適に履いていただけます。
※履き心地には個人差があります。
tamakiの木台には、空気を多く含む軽量な木材を使用。
片足200g以下と驚くほど軽く、歩くときの負担を軽減します。
※重さはサイズや個体差により異なります。
花緒は幅4cmの太め設計。
ふかふかのクッション入りで、足への負担を抑え、柔らかな履き心地を実現しています。
1929年創業、京都で四代続く老舗織元「田中伝」。
西陣織の帯づくりを代々手がけてきた織元です。
製紋(図案づくり)から織り、仕上げまでを自社工場で一貫生産しています。
工房を訪れた際、織機が動き続ける音と空気感に圧倒されました。
一本一本の糸が重なり、布が生まれていく瞬間に職人の技を感じました。